突然ですが、あなたは直近1年間で読んだ本の冊数と内容をどれだけ覚えていますか?
この問いに答えられようができまいがどうってことはないのですが、せっかく読書したのであれば、どんな形であれ記録をつけておくことをお勧めします。
今回は私が1年間、読書記録をつけてきて気づいたことから、なぜ記録をつけることをお勧めするのかについてお話していきます。
記録をつけ始めた理由
私は高校時代は野球漬けの生活を送っており、3年間で5冊程しか本を読みませんでした。しかし小・中学生の時から読書は好きでしたので、大学生になり時間に余裕ができたことでまた本を読むようになりました。
そこで、せっかく読むのであればその本の感想をメモ程度にでも残しておこうと思ってノートに読書記録をつけ始めました。また、高校時代に読んだたった5冊程の本のタイトルもほぼ覚えていなかったので何を読んだのかだけでも記録しておこうという気持ちもありました。
何を記録しているの?
私が読書ノートに書いている項目は主に以下の6つです。
- タイトル
- 編著者
- 出版社
- 読書開始日~読了日
- メモ
- 感想
1.タイトル
タイトルはそのまま本のタイトルを記録します。
2.編著者
「今読んでいる本の著者と前読んだ本の著者って同じ人じゃない?」となることはわりとあります。
その時に編著者を記録しておくとすぐに確認ができて便利です。
3.出版社
正直、出版社は記録しなくても問題ありません。
私が出版社を記録している理由はありません。強いて言えば、複数の出版社から出ている本の場合は見分けがつくというくらいです。
4.読書開始日~読了日
読書期間を書くことで、読書ペースを知ることができますし、なぜその時期にその本を読んだのかなどが分かります。
5.メモ
メモは読んでいて気になった点や気に入った言葉などを適当に書いていきます。
書き方も特に決めていません。ちょっと書き留めておきたいなと思ったらノートにメモをする。
そんな感じです。
6.感想
感想と言っても一言感想です。
深く考えずに読み終わったときにどう感じたか、その時の気持ちを思い浮かぶがままに書き留める。
文章量も決めていません。多いときもあれば少ないときもあり、ふと浮かんだ感想を書くだけです。
記録をつけて気づいたこと
- 自分の読書傾向に気づける
- 読書量の感覚と実際の差がわかる
- 自分の成長を視覚化できる
自分の読書傾向に気づける
読書記録をつけることで、自分の読書傾向を知ることができます。
小説が多いのか伝記ものか、資産形成本や自己啓発本など人によって読むジャンルの割合は異なります。
読書傾向に気づくことで自分を客観視することに繋がり、自分の理解が深まります。
読書量の感覚と実際の差がわかる
実際の読書量と、自分の感覚にによるこのくらい読んだだろうという読書量には乖離があります。
読書に限った話ではありませんが、自分の感覚と実際の数値は一致しないことがほとんどです。
読書では、読んだ本の内容を忘れていくことが多いため、実際に読んだ量と感覚的に読んだ量では、実際に読んだ量の方が多いことがほとんどです。
そのため読書記録をつけ始めると、実際には思っていたよりも多くの本を読んでいることにすぐ気づくでしょう。
自分の成長を視覚化できる
これは先ほどの読書量がわかるということと近いのですが、記録をつけることで自分のそれまでの読書量を感覚的にではなく、数字(冊数やページ数)として客観視することができるため、自分の読書の積み重ねを実感することができます。
記録をコツコツとつけていくことでそれまでの自分の成長の足跡をたどることができます。
成長を感じることができれば継続もしやすくなります。
読書記録をつけてきて一番良かったと思ったのは、成長を客観視できることです。
まとめ
以上が私が読書記録をつけ始めた理由と、気づいたことです。
正直、読書記録はつけなくても何も困りません。しかし、私はせっかく読んだのであれば積み重ねがわかるようにという思いから記録をつけ始めました。
1年経った今読書記録をつけるメリットを改めて考えてみると読みっぱなしにしないで良かったと感じました。
この1年間で読んだ本は18冊程と多くはありませんが、だからこそ記録をつけることで私はこれだけの本を1年間読んできたのだと自分自身に示すことができました。
皆さんも読書記録をつけて楽しい読書体験を積み重ねましょう!
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