投資を始めようと思い立ったとき、どのように勉強をすればよいか分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、実際に私が投資を始めるにあたりやっていたことを紹介します。
実際に投資(つみたてNISA)をしてみて感じたことは、以下の記事に詳しく書いていますので興味があればお読みください。
書籍
まず最初にしたことは本を読むことです。
名著といわれる本を読むことでお金に関する基礎的知識を得ました。
書籍での勉強のメリットは
- 情報の精度が高く、信頼性が高い
- 手元に置いておけば辞書のように使える
- 勉強した感を得られる
- 図書館で借りれば無料
といった点です。
書籍は刊行されるまでに様々な段階がありその都度精査されるため、インターネット上において無料で得ることのできる情報よりも信頼性が高いです。
また、勉強するうえでモチベーションアップにつながる、一冊読み終えたときに得られるやり切った感は書籍ならではの感覚でしょう。
一方、デメリットは
- 書籍の購入費用がかかる
といった点です。
古い本であれば図書館で予約待ちせずに借りることもできますが、新しい本や人気な本であれば予約待ちになってしまいます。
私は予約待ちせずに借りられる本は図書館で借りて、予約待ちになる本は購入することでやりくりしました。
他には、書籍購入費は自己投資と割り切ってしまいどんどん購入して勉強を進めるのも一つの手です。古本であれば安く抑えることもできます。
次は実際に私が読んだ本の中で最初に読むのに最適だと思った本を1冊紹介します。
バビロンの大富豪
まずはこれ!迷わずそう言える本です。
お金について興味を持った時に一番最初に読むことをおすすめする本です。
この本は今から約80年前に刊行された本ですが、今なお多くの人に読まれている名著です。
この本のすごいところは、80年前に刊行されたものであるにも関わらず、現代でも通用する知識がふんだんに詰まっているところです。
例えば、「収入の1/10を貯金せよ」であったり、「貯めたお金に働かせよ」など、いつの時代にも通用する、普遍的なお金についての教えが詰まっています。これらは現代でも経済的に豊かになるためには必須な知識です。
お金と共に生きていくために必要な「基本のき」を学ぶことができます。
漫画版もあるため読書が苦手な方でも問題なく読むことができます。
YouTube
YouTubeでの勉強もおすすめです。
YouTubeでの勉強のメリットは
- 無料
- 隙間時間で勉強できる
- ながら見が可能
といった点です。
YouTubeの一番の強みはスマホを使える環境であればいつでも勉強可能であるところです。料理や皿洗いをしながら垂れ流しできるのがYouTubeのありがたいところです。
「こんな有益な情報を本当に無料で得ることができていいの⁉」と思うようなこともたびたびあります。
一方デメリットである
- 情報の精度はピンキリ
という点に気を付けなくてはいけません。
YouTubeは誰でも投稿できます。そのため間違った情報や偏った情報も多くあります。
得た情報の中から自分の頭で適切な情報かを判断する力がないと誤った情報に踊らされることになります。
そのため情報源は一つに絞るのではなく複数の情報源を持つことが大切です。
以下は私が勉強に使っているチャンネルなのですが、この方の動画が良いと思う点は、自分の頭で考えるための情報を様々な角度から提供してくれるところです。
両学長 リベラルアーツ大学
アニメーション動画もあり、説明がとても分かりやすいです。
今まで金融教育をほとんど受けてきていなかった私は、このチャンネルに出会ってお金に対する考え方が大きく変わりました。
資格
私はつみたてNISAを始めた後に資格を取得しましたが(資格勉強はつみたてNISAを始める前から行っていました)、投資を始める前でも始めた後でも役に立つこと間違いなしです。
資格はお金の勉強と資格取得の両方がいっぺんにできるため効率のいい勉強方法です。
私が取ったのは日商簿記3級と3級ファイナンシャルプランナーです。
これらは内容が異なるためどちらを勉強しても役に立ちます。
資産状況がひと目で分かる家計簿をつけられるようになりたいなど、資産の流れや状態を把握する力を得るには簿記がおすすめです。
一方、公的保険や税金、不動産、相続などお金に関する制度を一通り学びたい人にはファイナンシャルプランナー(FP)をおすすめします。
詳しくは以下の記事で解説しています。
まとめ
以上が私が投資(つみたてNISA)を始めるにあたり行っていた勉強です。
特に効果的だと感じたのは「バビロンの大富豪」や 「金持ち父さん貧乏父さん」などの名著といわれる本を読むことです。
名著といわれている本を読むことでお金に関する基礎知識を得ることができ、金融知識の下地作りができました。
以下の記事では実際につみたてNISAを始めて感じたことについて解説しているのでこちらの記事も参考になると思います。
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