大学生になると課題やレポートなどでExcelを使う機会がぐっと増えます。
今までにExcelをほとんど使ったことがない場合、使い方がわからなかったり、なんとなく使えるけれど作業効率が悪い、もっと効率を上げる方法がきっとあるのだろうけどもわからない、といった事態になっているのではないでしょうか。
そのような場合、Excelの基礎を一度身に着けてしまうことをおすすめします。
かくいう私もなんとなくでしかExcelを使えなかったため、簡単なグラフ1つ作るのに2時間近くかかったりと物凄く効率の悪い使い方をしていましたが、基礎を身に着けたことで作業効率も上がりExcelへの苦手意識もなくなりました。
そこで今回は、Excelの基礎を身に着けるメリットや私が10時間でExcelの基礎を身につけた方法を紹介していきます。
わざわざ基礎を学ぶ必要はある?
基礎を勉強しなくてもExcelはなんとなくで使えます。わからないことはネット検索をすればいくらでも情報はゲットできます。
しかし一度Excelの基礎を体系的に勉強することをおすすめします。以下がその理由です。
- 作業効率があがる
- ブックやシート、アクティブセルといったExcelの基本的な各名称を覚えられる
- 基礎を知ることで応用が利くようになり欲しい情報にアクセスしやすくなる
1.作業効率があがる
基礎を知らずに手探りでなんとなく使っていても時間はかかるかもしれませんが表やグラフは作れるでしょう。
しかし基礎を知っているともっと短時間で作れるようになります。
例えば、データを一つ一つ入力するよりもオートフィル機能を使えるようになった方が作業効率は上がります。
2.ブックやシート、アクティブセルといったExcelの基本的な各名称を覚えられる
ネットでExcelの機能を調べようにも基本的な名称を知らないと検索のかけようがありません。
また、Excelを使って人に何か説明するときや説明を受けるときに各名称を知っていると便利です。
各名称を知っているとお互いに「こそあど言葉」で説明する必要はなくなりスムーズに説明できるようになります。
3.基礎を知ることで応用が利くようになり欲しい情報にアクセスしやすくなる
基礎を知ることでネット上のExcelの様々な便利な機能の使い方を理解できるようになります。
基礎を身に着けてよかったこと
シンプルに作業効率が爆上がりしました。
実験などでデータをまとめたり、計算したりする機会があるのですが、その時にExcelでちゃちゃっと計算できるようになったのは、基礎を身に着けてよかったことです。
また、基礎を勉強するまではなんとなくで使っていたのでデータを一つ一つ入力したり、適当にリボンを触ったりして表やグラフを作っていました。
しかし基礎を体系的に勉強したことで基本的な機能を知ることができ、こうしたいときにはどうするかがわかるようになり、変なボタンを押して予想外のことが起きたりすることがなくなりExcelへの苦手意識がなくなりました。
10時間で身に着けた方法
使用したもの
私はこの2016版を使いました。本当は最新版や自分のExcelバージョンにあったものを使うのが良いのでしょうが、家に2016版があったので新しく買わずに2016版を使いました。
基礎的な機能は変わっていないため、2016版でも問題なく使えました。
最新版でなくても基礎を学ぶには支障はないため、旧バージョンを古本で買うなどして安く抑えることも可能です。
構成
全部で9章あり、最後に総合問題がついています。各章の最後には復習問題がついているのでその章で学んだことを復習でき記憶の定着が早くなります。
第1章はExcelの起動など基本のきから始まりますが、2章、3章と進んでいくにつれ、データ入力やオートフィル、表やグラフの作成、データベースのデータの並べ替えやデータの抽出など基礎的なことが学べます。
特徴
ダウンロードファイルが付いていて、そのファイルを使って穴埋め方式で進めていきます。
各章は6,7つのステップに分かれおり、一章あたり1時間程で終わります。
全部で9章あるため、約10時間あれば基礎を一通り身に着けることができます。
1ステップごとに内容は完結するため隙間時間に数ステップごと進めていくこともでき、まとまった時間が取れなくても問題なく基礎を身に着けることができます。
操作画面の写真が豊富でどこを操作したらよいのかがひと目でわかり、サクサクと進めることができます。
まとめ
Excelは手探りでなんとなく使うことはできます。
しかし一度書籍などを使って基礎を身に着けることでExcelのさらなる便利な機能を使うための下地作りができて作業効率が爆上がりします。
私も、初めは基礎を学ばずに手探りでなんとなく使っていたため、機能や仕組みがよくわからず作業に時間がかかっていたためExcelに苦手意識がありました。
ただ、一度基礎を身に着けてしまえばExcelへの苦手意識は消え、もっと様々な機能を使えって作業効率をあげたいと思うようになりました。
そのためExcelは手探りで使い続けるよりも、大学生のうちに一度基礎を身に着けてしまうことをおすすめします。
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